世界一周航空券で1ヶ月:トルコー② イスタンブールのウォーキングツアー

イスタンブールの考古学博物館の近くのお店のウィンドウ トルコ
Coşkun Bazaar Aş にある細密画のお店のウィンドウ

イスタンブール2日目は、Expediaでみつけた英語ガイドさんのウォーキングツアーです。事前にWhatsAppで少しやりとりして、朝8:30に待ち合わせ場所に集合です。これが結果的にプライベートツアーになりまして、主な見どころを効率よく回った上、色々マイペースに動くことができました。

モスクなどへの入場料などはガイドさんへ別払いでしたが、お支払いはトルコリラでも、ユーロでも、US$でもよし。このあたりは通貨が弱い国の宿命ですかね。手持ち通貨がいずれも全額には足りなかったので、ミックスで支払わせていただきました😓。

Hipodrome(スルタンアフメト広場)

集合は旧市街の「ドイツの泉」。Hipodrome(スルタンアフメト広場)にあります。なぜドイツなのかしら?と思っていたら、第一次世界大戦時にドイツと同盟関係になったことから贈られた物、とガイドさんが教えてくれました。

この広場、単に公園なのかと思っていたら、ビザンチン帝国時代は、戦車の競争が行われた競技場だったそうです。知らなかったのですが、ヴェネチアのサンマルコ寺院の4頭の馬の像(下の一番右の写真のもの)、ここから持ち去られたものだったのですね!

イスタンブールのドイツの泉
ドイツの泉
ヒポドローム(スルタンアフメト広場)のオベリスク
オベリスク。これはこれでエジプトから持ってきてしまったわけで。
サンマルコ寺院の馬の像
これは、イスタンブールからベネチアに持ち去られた・・・(現在、外に出ている像はレプリカ)。

その後調べたら、この第四次十字軍というのは、ほとんど泥棒みたいな・・・。さりげなく見える広場に歴史あり・・・というのがイスタンブールなんですね。

スルタンアフメット・ジャミイ(ブルーモスク)、アヤ(ハギア)ソフィア

広場からそばのブルーモスクへ。もう、うっとりするほど美しいです。装飾も色味も繊細で。イスラムの草木をモチーフにした細かい装飾って、なんとなく日本の蒔絵とかぶるものがあります。1616年完成というから、そこまで古くはないのですね(充分古いですけど)。

ブルーモスクの内部
ブルーモスク。もう、美しいしかない。

そして、私は一枚もアヤ(ハギア)ソフィアの写真を撮らなかったっぽい😂。もともとキリスト教の教会をモスクに改装していることで、建物の祭壇の向きと、メッカの方角示す「ミフラーブ」という美しい壁がずれていることや、キリスト教の装飾が布で隠されていることなどが印象的でした。

2階はビザンチン帝国時代のモザイク画がたくさんあり、モスクなのに聖母子像とかがあって不思議な感じ。一時期は漆喰で塗りつぶされていたようです。

アタチュルク以降、博物館として宗教性を排除していたようですが、2020年にまたモスクとなりました。このあたり、最近のトルコの政治の保守化とも関係があるようです。

ところで、「アヤソフィア」と「ハギアソフィア」の呼ばれ方がありますが、「ハギアソフィア」はギリシャ語、「アヤソフィア」はトルコ語で、いずれも「聖なる叡智」を意味するそうです。

地下宮殿(バジリカ)、トプカプ宮殿

地下宮殿(バジリカ)は、ビザンチン帝国時代の貯水槽だったそうです。上に住んでいる人は水をくみ上げたりしていたようですが、忘れ去れていて、第一次世界大戦のころ、ドイツ人が調査して全容が分かったとか。

今はライトアップされて、荘厳でおしゃれな雰囲気ですが、暗闇でメデューサの顔の土台とか見つけてしまったら、こわかったでしょうね。

イスタンブールのバジリカ
少しだけ水があって、ライトアップされているので、良い雰囲気
イスタンブールのバジリカ、メデューサの顔の台座
柱やメデューサの顔の土台は廃品利用とも?

トプカプ宮殿では豪華なイスラム調の公務用の部屋やハレム、たくさんの収蔵物を見ることができました。収蔵物はたくさんあるので、ガイドさんから希望ジャンルを聞かれます。やはり宝石類💕、ということで、色々と有名な宝飾品をみることができました。写真はガラスの反射で、なかなかキラキラ感が出せませんでした😓。

トプカプ宮殿
スルタンの家族が過ごす間だったと思う・・・。豪華。
トプカプ宮殿の宝石
豪華な宝石や衣服もたくさん。
トプカプ宮殿の衛兵
ガイドさんが衛兵さん?と写真を撮ってくれた。

スルタンの私的なお部屋で、洗面台のような場所の後ろに鍵のかかるゲートがついていました。ガイドさんによると、顔を洗っている時に後ろから襲われるのを避けるためだそうです。スルタンの地位を巡り、兄弟を殺したりすることはよくあったらしく、絶対に人を信頼してはいけないということだったのですね。うーん、権力者は孤独だ。

グランバザール、ボスフォラス海峡クルーズ

お昼は軽い物をリクエストして、ケバブサンドみたいなものを食べました。グランバザール近くの一人では入りにくいローカルのお店(笑)。

グランバザールでは、夫へのお土産にナッツを買おうかなと思っていました。前日、エジプシャンバザールでだいたいどんなものが有るのか見てたのだけど、すごい欲しいな、と思う物は特になく・・・。

「高いけどクォリティがよいものと、普通のものとどっちがいい?」と聞かれたので、「もちろんクオリティの高い物!」とお願いしました。ナッツでお留守番への罪滅ぼしで良いでしょうか・・・😅。試食のうえ、殻をむいた塩味のピスタチオ(美味しい!)とヘーゼルナッツを買いました。

その後は少し歩いて、エミノニュ桟橋からボスフォラス海峡クルーズです。ガイドさんが海峡周辺の地図を見せながら、周囲の建物などを説明してくれました。海峡周辺は別荘や高級住宅の建つ場所とのこと。

旅行に出る前に、ほとんど内容を忘れていた、塩野七生の「コンスタンティノープルの陥落」をちょっとだけ読み直して行きました。先に十字軍がイスタンブールから持って帰った馬の像がヴェネチアのサンマルコ広場にある、と書きましたが、この小説でも主人公(の一人)はヴェネチアの貴族でしたね。

小説に出てきて、見たいなーと思っていた、メフメット2世(小説ではマホメッド2世)が建てた城塞を見ることができました。「ルメリ・ヒサール」(小説では「ルメール・ヒサーリ」)ーー反対側にある城塞が「アジアの城」であるのにちなみ、「ヨーロッパの城」という意味だそうです。

ボスフォラス海峡クルーズ船からのルメリ・ヒサール
ルメリ・ヒサール。メフメット2世がコンスタンティノープル(今のイスタンブール)攻撃のために作った。

ツアー、効率良く見どころを周れ、ガイドさんもウィットに富んだ説明ができる方で良かったです。少しネタバレがありますが、こちらでした。
イスタンブールのハイライト: 現地専門家による少人数ツアー

次は旅の最終地、シャンルウルファ( Şanlıurfa)というトルコの奥地に行きます。もうこの頃から旅の終わりが近いことが寂しかったわ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました