無言館
この日は千曲市の古墳のあと、道すがら上田のこちらに行ってみました。正式名称は「戦没画学生慰霊美術館 無言館」。山の上にひっそりとある私設の美術館です。
建物は二つあり、それぞれが教会のよう。美大を出たり、美大在学中に召集され、芸術を志しつつ戦死、戦病死された若い方たちの作品が並びます。その個人にまつわる手記や手紙などの展示品は、それぞれが未来ある命であったことを感じさせます。
こちらの本は無言館で購入しました。作品を遺族の方からお預かりしてくる日本全国への旅と、終戦当時幼かった無言館館長である牛窪誠一郎氏の内省の織り交ざったお話でした。
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