森将軍塚古墳
「森将軍」という人がいたわけではありません。「森地区」にある、偉い人=「将軍」くらいの意味での命名かと思われます。博物館、古墳、復元された縄文時代の村と見て回ります。古墳は長野県最大規模😗、全長約100mの前方後円墳。
博物館の展示は小・中学生向けという感じなのでしょうか。せっかく大型スクリーンでビデオが放映できる仕様になっているので、もうちょっと解説的なビデオが流れるとよいですねぇ😐。2階が展示室で、1階には古墳内部を復元したものがあります。横から見ると、上に向かって狭くなる台形型をしています。なかなかの迫力です。



博物館からバス(片道300円)、もしくは徒歩15分くらいで上っていくと、古墳に出ます。この日は蒸し暑かったので、徒歩は挫折し、登りはバス、下りは徒歩を選択。前方後円墳なのですが、山の稜線にそってちょっ「く」の字になっています。古墳時代につきものの埴輪も復元されていますが、古墳時代前期のもので、人や動物の形は無く、ひたすら土器っぽい感じです。上につくと、見晴らしがよいです。思いがけずボランティアの女性が声をかけてきてくれて、墳墓の位置、古墳の周りに復元された埴輪が(丈夫な)有田焼であること、古墳自体が市民運動によって保存されたことなどを説明をしてくれました。
ガイドの方に「縄文のビーナス」は県内の「南信のほうで」で発見されたということを教えてもらいました。古墳がたくさんあることを見ても、古代から千曲川沿いは人が住みやすいところであったのでしょうね。
後に調べたところ、確かに、「縄文のビーナス」は茅野市の博物館に展示してあるようです。ちなみに長野で天気予報見ていると、「北信」「南信」みたいな4地域区分が出てくるのですが、県外の人間にはいまいちどこまでがその地域なのかわからない。やはり地元の方は普通に「南信」とか使うのね、と再確認したところでした。茅野市は「南信」の一番北側のようです。
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